話題株ピックアップ【夕刊】(2):フリュー、鴻池運輸、イワキポンプ

注目
2023年8月14日 15時14分

■フリュー <6238>  1,661円  +194 円 (+13.2%)  本日終値

10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は97%増益で着地」が好感された。

フリュー <6238> [東証P] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比97.5%増の12.6億円に拡大し、通期計画の25億円に対する進捗率は50.5%に達し、5年平均の21.3%も上回った。

⇒⇒フリューの詳しい業績推移表を見る

■鴻池運輸 <9025>  1,991円  +231 円 (+13.1%)  本日終値

10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は8%増益で着地」が好感された。

鴻池運輸 <9025> [東証P] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比7.9%増の42.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の68億円に対する進捗率は62.9%に達し、5年平均の48.4%も上回った。

⇒⇒鴻池運輸の詳しい業績推移表を見る

■イワキ <6237>  1,713円  +184 円 (+12.0%)  本日終値

10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は54%増益で着地」が好感された。

イワキ <6237> [東証P] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比53.9%増の17.8億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の19.5億円に対する進捗率は91.3%に達し、5年平均の43.8%も上回った。

⇒⇒イワキの詳しい業績推移表を見る

■ゼンショHD <7550>  7,287円  +683 円 (+10.3%)  本日終値

ゼンショーホールディングス<7550>が急騰。株価は10日終値に比べ一時10%超高に買われた。10日取引終了後に発表された決算内容が好感されたほか、MSCIの定期見直しで同社株が新規採用されたことを評価する買いが流入した。第1四半期(4~6月)の連結純利益は前年同期比50.8%増の66億7500万円となった。牛丼チェーン「すき家」などが堅調だった。また、11日早朝に発表されたMSCIで同社株が新規採用されたことで、新規資金の流入期待が膨らんでいる。31日の引けにかけリバランスに伴う売買インパクトが見込まれている。一方、MSCIからの除外が発表された日本新薬<4516>は高く、日清製粉グループ本社<2002>は軟調に推移している。

■大氣社 <1979>  4,600円  +410 円 (+9.8%)  本日終値

10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地」が好感された。

大氣社 <1979> [東証P] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の35.6億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の63億円に対する進捗率は56.5%に達し、5年平均の44.7%も上回った。

⇒⇒大氣社の詳しい業績推移表を見る

同時に発表した「2.09%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。

発行済み株式数(自社株を除く)の2.09%にあたる70万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月14日から24年2月29日まで。

■トリドール <3397>  4,000円  +345 円 (+9.4%)  本日終値

トリドールホールディングス<3397>が後場一段高。午後1時10分に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高526億6400万円(前年同期比20.2%増)、営業利益39億1700万円(同16.5%減)、純利益26億4700万円(同26.9%減)となった。営業利益は減益となったが、売上高から売上原価、販管費を控除して算出した事業利益は同37.2%増となっており、これが好感された。丸亀製麺を牽引役に全セグメントが増収となったほか、イートインの好調、フェア商品の比率上昇や前期の価格改定などによる効果もあり、事業利益は大幅増益となった。ただ、政府補助金が25億円減少したことにより、営業利益は減益を余儀なくされた。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2120億円(前期比12.6%増)、営業利益66億5000万円(同10.9%減)、純利益26億円(同32.1%減)の従来見通しを据え置いている。

■すかいらーく <3197>  2,075.5円  +158.5 円 (+8.3%)  本日終値

すかいらーくホールディングス<3197>が大幅続伸し年初来高値を更新。10日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を60億円から100億円(前期55億7500万円の赤字)へ、最終利益を10億円から40億円(同63億7100万円の赤字)へ上方修正し、期末一括配当予想を3円から6円(前期無配)へ引き上げたことが好感された。新型コロナウイルス感染症が感染症法上で5類に分類されたことが間接的に外食消費を後押ししたことや、昨年来の価格改定効果により、売上高は従来予想通りの3550億円(前期比16.9%増)を見込む。これに加えて、原価低減や営業諸費用の削減を徹底したことにより、利益は上方修正したという。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高1697億8900万円(前年同期比19.9%増)、営業利益28億5300万円(前年同期24億2300万円の赤字)、最終利益5億4900万円(同27億8000万円の赤字)だった。

■ウェルスナビ <7342>  1,449円  +110 円 (+8.2%)  本日終値

10日に決算を発表。「上期経常が5.5倍増益で着地・4-6月期も3.2倍増益」が好感された。

ウェルスナビ <7342> [東証G] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.5倍の1.8億円に急拡大した。

⇒⇒ウェルスナビの詳しい業績推移表を見る

■CCT <4371>  3,000円  +217 円 (+7.8%)  本日終値

10日に決算を発表。「4-6月期(2Q)経常は64%増益、23年12月期業績を未定に変更」が好感された。

コアコンセプト・テクノロジー <4371> [東証G] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期非連結比13.6%増の8.1億円に伸びた。

⇒⇒CCTの詳しい業績推移表を見る

■コスモHD <5021>  4,982円  +357 円 (+7.7%)  本日終値

コスモエネルギーホールディングス<5021>が大幅高。前週10日取引終了後に株主還元方針の変更を発表し、配当額の下限を従来の200円から250円に引き上げた。あわせて今期の配当予想を250円(従来予想200円)に増額修正しており、これを評価した買いが入った。同時に4~6月期決算を発表。売上高は前年同期比8.1%減の6086億1300万円、最終損益が前年同期の黒字から72億4800万円の赤字に転落して着地した。原油価格下落の影響が出た。通期の減収・最終黒字見通しは据え置いている。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.