久世がカイ気配スタート、24年3月期業績を上方修正
久世<2708>がカイ気配スタートとなっている。14日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を625億円から640億円(前期比13.4%増)へ、営業利益を6億500万円から13億5000万円(同60.2%増)へ、純利益を5億8000万円から12億5000万円(同50.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
従来予想では、グループが事業活動の中心としている外食・中食市場が一定の回復傾向に進むとの仮定に基づき業績を予想していたが、更に足もとで法人活動が活発化し、インバウンドの戻りやいわゆるリベンジ消費もあって、第1四半期業績が計画を上回っていることが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高154億8300万円(前年同期比18.5%増)、営業利益4億3000万円(前年同期4800万円の赤字)、純利益6億1400万円(前年同期比21.2倍)だった。