エムアップは20%超の急騰で異彩放つ、4~6月期営業3割増益好感し一気に新高値
エムアップホールディングス<3661>がマドを開けて大陽線を示現、一時20%を超える急騰で1400円台まで駆け上がる異彩人気となった。同社はコンテンツ配信を主力とするITベンチャーだが、著名タレントのファンサイト運営が収益の主柱を担っている。14日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益段階で前年同期比29%増の7億8300万円と大幅な伸びを達成した。これをポジティブ視する形で投資資金が流れ込む格好となった。ザラ場高値は23%高の1416円で、年初につけた1414円を上回り、約7カ月ぶりの年初来高値更新となっている。