ビーロットが急騰、1~6月期営業益2.4倍化受け投資資金流入
ビーロット<3452>が17%超の急騰で893円まで上値を伸ばし、年初来高値を更新した。マンションやオフィスビルなど中古ビルの再生販売など不動産流動化事業を手掛けるほか、不動産コンサルなども展開する。国内の不動産投資需要は旺盛で、海外の投資家などを含めた不動産取得競争が活発で、同社のビジネスチャンスにつながっている。14日の取引終了後に発表した23年12月期上期(23年1~6月)決算は営業利益が前年同期比2.4倍の27億9300万円と急拡大した。これを手掛かり材料に物色人気が盛り上がった。依然としてPER7倍前後で割安感があり、時価総額200億円未満と小型で値動きの軽さに着目した買いを呼び込んでいる。