ノバレーゼがS安、上期営業利益は66%減
ノバレーゼ<9160>がストップ安の380円に売られ、上場来安値を更新している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算で、営業利益が2億7900万円(前年同期比65.8%減)と大幅減益で着地したことが嫌気されている。
前年同期にあったまん延防止等重点措置などの制限がなくなったことで、売上高は82億5100万円(同16.8%増)と2ケタ増収となったものの、前年同期に計上した雇用調整助成金2億4500万円や、営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金2億2900万円などの助成金がなくなったことから営業利益は減益となった。また、新規出店に伴う消耗品費などの販管費の増加や上場関連費用の発生なども響いた。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高201億1400万円(前期比16.8%増)、営業利益30億8200万円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いている。