エージェント・インシュアランス・グループ---2Q売上収益は前年同期比8.5%増加

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2023年8月15日 14時23分

エージェント・インシュアランス・グループ<5836>は14日、2023年12月期第2四半期(23年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.5%増の16.84億円、営業利益が同41.2%減の0.32億円、経常利益が同44.5%減の0.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同28.1%減の0.20億円となった。

国内事業は、同社のビジネスモデルの根幹である事業承継の取り組みが順調に推移し、中部地方初の出店として2023年5月8日に愛知県に愛知支店を開設した。事業承継の効果として、合流前の保険募集人が取り扱っていた保険契約を譲り受けたことにより、損害保険の売上が順調に推移した。また、合流した保険募集人に対する生命保険提案スキルの育成に積極的に取り組み、損害保険の契約者に対する生命保険のクロスセルの強化を図った。また、合流する保険募集人を「保険代理店支援プラットフォーム」を通じて支援する組織体制・運営体制の強化を図るため、人員の増強や保険診断アプリ「ほけチョイス」の開発等のシステム強化に積極的に取り組んだ。この結果、同事業営業収益は前年同期比6.1%増の15.55億円、セグメント損失は0.02億円となった。

海外事業は、米国において、新規保険獲得件数が増えたことや、既存の法人顧客の売上拡大に伴う保険料の増加、既存の法人顧客・個人顧客へのクロスセルなどにより、営業収益及び利益が大幅に増加した。この結果、同事業営業収益は前年同期比50.5%増の1.29億円、セグメント利益は0.34億円となった。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比15.3%増の37.67億円、営業利益が同40.2%増の2.76億円、経常利益が同47.1%増の2.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.0%増の1.86億円とする計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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