アジア株 総じて下落、上海株は小幅続落
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数 18581.11（-192.44 -1.03%）
中国上海総合指数 3176.18（-2.25 -0.07%）
台湾加権指数 16454.80（+61.14 +0.37%）
韓国総合株価指数 2570.87（休場）
豪ＡＳＸ２００指数 7304.96（+28.01 +0.38%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種 65401.92（休場）
１５日のアジア株は総じて下落。７月の中国鉱工業生産指数や小売売上高はいずれも前年比で事前予想や前回値を下回った。アジア株は中国景気の先行き不透明感が警戒されて、軟調に推移する市場が多く見られた。中国人民銀行は１年物の中期貸出制度（ＭＬＦ）金利を２．６５％から２．５０％に引き下げた。さらに翌日物と７日物、１カ月物ＳＬＦ金利についても引き下げが発表された。上海株は下げ幅をおおむね削って小幅安で引けた。韓国市場、インド市場は休場。
上海総合指数は小幅続落。銀行大手の中国農業銀行、酒造会社の貴州茅臺酒が買われる一方で、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、太陽光発電や飼料会社の通威、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が売られた。
香港ハンセン指数は続落。不動産投資会社の九龍倉置業地産投資（ワーフ・リアルエステート・インベストメント）、宝飾品小売りの周大福珠宝集団（チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ）、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団（チャイナ・ホンチャオ・グループ）、自動車販売の中升控股（チョンサン・グループ・ホールディングス）が売られた。
豪ＡＳＸ２００指数は小反発。医薬品メーカーのＣＳＬ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行が買われる一方で、資源・鉱山会社のＢＨＰグループ、求人ウェブサイトのシーク、金採掘会社のニュークレスト・マイニング、産金会社のノーザンスター・リソーシズが売られた。