ニデック、ハーモニックなど中国関連株の下げ目立つ、景気減速懸念でリスク回避の売り
ニデック<6594>が一時247円安の7539円まで売り込まれたほか、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>も3日続落で一時200円安の3720円と下落基調を強めている。このほか、ダイキン工業<6367>や安川電機<6506>など中国関連に位置付けられる銘柄群への売りが目立っている。前日発表された中国の経済統計が相次いで市場コンセンサスを下回る低調な内容だったことを受け、中国景気の減速懸念が増幅される形となった。アジア株市場で直近にきて上海総合指数や香港ハンセン指数などが急落していることも投資家心理を冷やしている。中国向け売上比率の高い銘柄は収益への影響が警戒され、目先筋の売りを誘発している。