モンラボが連日S安、今期一転最終赤字に下方修正で
モンスターラボホールディングス<5255>が連日ストップ安。同社が14日取引終了後に発表した23年12月期業績予想の下方修正では、売上高を174億4100万円から142億7300万円(前期比横ばい)へ、最終損益を8億8300万円の黒字から9億6800万円の赤字(前期6億7400万円の赤字)へ引き下げた。従来の最終黒字予想から一転赤字となる見通しが示されたことから、これが嫌気され大きく売られる展開が続いている。
日本を中心としたAPAC(アジア太平洋地域)での開発フェーズプロジェクトの低迷や中東のラマダンによる受注遅延、欧米の景気後退懸念による受注減が主な要因。構造改革費用なども響く。同時に発表した1~6月期決算は、売上高が67億6000万円(前年同期比5.2%増)、最終損益が700万円の黒字(前年同期4億4400万円の赤字)だった。