ダウ平均は小幅続落 まもなくFOMC議事録=米国株前半
NY株式16日(NY時間13:27)
ダウ平均 34869.57(-76.82 -0.22%)
ナスダック 13538.51(-92.54 -0.68%)
CME日経平均先物 31745(大証終比:+15 +0.05%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に続落しているほか、IT・ハイテク株は本日も売り優勢となっており、ナスダックも続落している。まもなくFOMC議事録が発表されるが、その内容を確認したい雰囲気も広がっている。そのFOMCでFRBは0.25%ポイントの利上げを実施していた。
市場も9月FOMCは据え置かれると見ているものの、年内にあと1回の追加利上げの可能性を見込んでいる。米地区連銀総裁など直近のFOMC委員の発言からも、その傾向がうかがえる。このあとのFOMC議事録ではそれを確認することになる可能性もありそうだ。
前日は中国経済への懸念の広がりや、銀行の格下げへの懸念が重しとなり、売りが広がっていた。8月に入ってからの米株式市場は、年初からの楽観的な雰囲気が後退しているが、今後、本格的な調整に入って行くのか注目の局面に差し掛かっている。
決算ではディスカウントストアのターゲット<TGT>が取引開始前に発表。全体的には冴えない内容ではあったが、利益率と在庫が改善しており、また値ごろ感も出ていたことから、買いが膨らんでいる。
また、アパレルのディスカウント販売を手掛けるTJX<TJX>も取引開始前に発表。通期のガイダンスを上方修正したことで、株価はポジティブな反応を見せている。
明日はウォルマート<WMT>の発表が予定されているが、いまのところ小売株については前向きの反応を見せているようだ。
なお、本日は引け後にシスコシステムズ<CSCO>の発表が予定されている。
ターゲット<TGT> 129.21(+4.16 +3.33%)
TJX<TJX> 89.18(+3.41 +3.98%)
アップル<AAPL> 177.92(+0.47 +0.26%)
マイクロソフト<MSFT> 321.36(+0.18 +0.06%)
アマゾン<AMZN> 135.82(-1.85 -1.34%)
アルファベットC<GOOG> 128.78(-1.49 -1.14%)
テスラ<TSLA> 228.72(-4.24 -1.82%)
メタ・プラットフォームズ<META> 296.87(-5.08 -1.68%)
AMD<AMD> 107.66(-3.69 -3.31%)
エヌビディア<NVDA> 438.14(-1.26 -0.29%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美