総医研HDは年初来安値更新、今期も減収減益見通し
総医研ホールディングス<2385>は大きく売られ年初来安値更新。16日の取引終了後、前期決算とあわせ今24年6月期業績予想を発表。売上高を前期比15.6%減の68億2000万円、営業利益を同61.4%減の2億8000万円とし、前期に続き減収減益となる見通しを示したことが嫌気されている。
顧客の在庫調整の影響継続により、主力の化粧品事業で大幅な減収減益を見込む。もう一つの主力事業である健康補助食品事業は積極的な広告宣伝や新商品の投入など、各種施策に取り組み増収増益を目指す。同時に発表した23年6月期決算は、売上高が前の期比13.6%減の80億7900万円、営業利益が同40.0%減の7億2500万円だった。