神栄が年初来高値を更新、メディパル子会社の医薬品物流センターにシステム導入
神栄<3004>が3日続伸し、年初来高値を更新した。16日の取引終了後、メディパルホールディングス<7459>の連結子会社であるメディセオが、医療用医薬品の高機能物流センター(ALC)に、神栄の連結子会社である神栄テクノロジーが開発した温度管理システムを導入する予定だと発表し、手掛かり視されたようだ。
導入されるクラウド型温度管理システムは、停電などの異常時におけるバックアップ機能を強化するとともに、設定温度を逸脱した場合は即座にアラートを発信するなど、品質の一元管理と現場の迅速な対応を可能にする。メディセオの東北ALC(岩手県花巻市)を皮切りに、今年9月に完成予定の阪神ALC(兵庫県西宮市)など他拠点に順次導入する予定という。