米国人の64%がトランプ氏を支持せず ただ、共和党内では支持が圧倒的
トランプ前大統領が来年の米大統領選への立候補を表明しているが、AP通信と全国世論調査センター(NORC)が実施した最新の世論調査では、米国人の53%が、トランプ氏が共和党の候補者になった場合でも、間違いなく支持しないと回答しており、さらに11%が来年11月の本選挙で恐らく支持しないと回答した。
ただ、共和党内では依然として強い支持を得ており、共和党員の63%がトランプ氏の再出馬を望んでおり、一連の刑事責任を問われ始めた4月の55%から上昇している。
来週8月23日にミルウォーキーで共和党候補者による第1回討論会(トランプ氏は出席を表明していない)が行われるが、トランプ氏は共和党候補指名を巡る世論調査では圧倒的なリードを保っている。リアルクリア・ポリティクスの世論調査では、共和党支持者の55%がトランプ氏を支持し、2位で約15%のデサンティス・フロリダ州知事を大きく引き離している。
また、今週発表された他の2つの世論調査では、2024年の対決ではバイデン大統領とトランプ氏は拮抗しており、マリストとキニピアックの調査では、バイデン大統領のリードは僅か1ポイントとなっている。