メドトロニックが決算受け上昇 通期の1株利益の見通しを上方修正=米国株個別
医療機器のメドトロニック<MDT>が上昇。取引開始前に5-7月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。心臓血管分野が好調だった。粗利益率も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを上方修正した。
パークヒルCFOは「コスト管理に注力したことにより、営業利益率が拡大し、1桁台半ばの利益の伸びを示した」と述べた。
アナリストは「第1四半期は一見したところ、通常予想されるよりもポジティブな要素が多い。主要業績分野で複数のポジティブな前進があり、素晴らしいスタート切ったように思われる」と述べた。
(5-7月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.20ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:77.0億ドル(予想:75.7億ドル)
心臓血管:28.5億ドル(予想:27.9億ドル)
医療外科:20.4億ドル(予想:20.2億ドル)
ニューロサイエンス:22.2億ドル(予想:22.0億ドル)
糖尿病管理:5.78億ドル(予想:5.50億ドル)
・粗利益率(調整後):66.4%(予想:65.3%)
・営業利益率(調整後):24.8%(予想:23.4%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.08~5.16ドル(従来:5.00~5.10ドル)(予想:5.05ドル)
(NY時間10:42)
メドトロニック<MDT> 83.66(+2.05 +2.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美