ジェロンが大幅安 FDAが標準審査を割り当てる=米国株個別
バイオ医薬品のジェロン<GERN>が大幅安。低リスクの骨髄異形成症候群(MDS)を伴う輸血依存性の貧血治療薬の新薬承認申請について、FDAが標準審査のプロセスを割り当てるに留めたことが嫌気されている。
アナリストは「優先審査の可能性があっただけに残念ではあるが、標準か優先かにかかわらず、FDAの承認とそれに続く商業的成功の高い確率を予見しており、同社株には強気を維持する」述べている。
【企業概要】
血液骨髄腫瘍の治療を目的とした、テロメラーゼ阻害剤imetelstatの開発・商品化に取り組むバイオ医薬品会社。骨髄異形成症候群・骨髄線維症・本態性血小板血症などを対象に開発を進める。
(NY時間14:33)
ジェロン<GERN> 2.30(-0.33 -12.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美