25日の米株式市場の概況、ジャクソンホール会議を受けNYダウは247ドル高
25日の米株式市場では、NYダウが前日比247.48ドル高の3万4346.90ドルと反発した。
米ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレを確実に抑制するために一段の利上げが必要になる可能性がある、との姿勢を示した。今後に関してはデータ次第であることを強調したが、同会議に関しては、目新しい内容はない、との見方が強まった。これを受け、NYダウ、ナスダック指数ともに上昇した。テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>が高く、ボーイング<BA>やネットフリックス<NFLX>、シスコ・システムズ<CSCO>がしっかり。エクソン・モービル<XOM>やバークシャーハサウェイB<BRK.B>が値を上げた。半面、エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>が安く、ブロードコム<AVGO>やウーバー<UBER>が軟調。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>が値を下げた。
ナスダック総合株価指数は、126.674ポイント高の1万3590.646と反発した。