本日注目すべき【好決算】銘柄 カナデン、不二電機、ピープル (29日大引け後 発表分)
8月29日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
カナデン <8081> [東証P] ★上期経常を32%上方修正
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12.5億円→16.5億円に32.0%上方修正。減益率が24.9%減→0.9%減に縮小する見通しとなった。産業機械、家庭用電気機器向け半導体・デバイスが順調に推移していることに加え、円安によるプラス効果も利益を押し上げる。
不二電機 <6654> [東証S] ★今期経常を33%上方修正
◆24年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.6億円→3.5億円に33.2%上方修正。減益率が29.1%減→5.6%減に縮小する見通しとなった。顧客の在庫調整や一部の市況で改善が見受けられないため、売上高は計画を下回るものの、製造原価や販管費の削減などで利益は上振れする。
ピープル <7865> [東証S] ★上期経常を37%上方修正
◆24年1月期上期(2-7月)の経常利益(非連結)を従来予想の7100万円→9700万円に36.6%上方修正。減益率が82.2%減→75.6%減に縮小する見通しとなった。急速な円安進行による収益押し上げ効果が上振れの要因となる。
株探ニュース