米カーライルが星光PMCに対するTOBを発表
米投資ファンドのカーライル・グループ<CG>傘下のインビジブルホールディングスがこの日の取引終了後、星光PMC<4963>の非公開化と完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表した。
非公開化と完全子会社化により、カーライルがグローバルに展開するプラットフォームやこれまで蓄積してきたナレッジを活用して、高付加価値成長領域と安定的ニッチ領域の優れた事業ポートフォリオを有する「世界で戦う高機能樹脂化学メーカー」へ変革を図るのが狙い。TOB価格は1070円で、買付予定数は1379万3645株(下限368万6554株・上限設定なし)、買付期間は9月4日から10月17日まで。TOB成立後、星光PMCは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は9月1日付で同社株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、星光PMCはTOBに対して賛同の意見を表明している。