今日の為替市場ポイント:米利上げ終了の思惑残る

通貨
2023年9月4日 8時08分

9月1日のドル・円は、東京市場では145円70銭から145円24銭まで下落。欧米市場では一時144円45銭まで下落したが、146円29銭まで反発し、146円24銭で取引終了。本日4日のドル・円は主に146円を挟んだ水準で推移か。米利上げ終了の思惑は消えていないため、目先的にドルは伸び悩む可能性がある。

9月19-20日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決まる見込み。ただ、将来的な追加利上げの可能性は残されているため、9月6日発表の8月ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回った場合、追加利上げ観測を支える材料となり、リスク選好的なドル買いがやや優勢となりそうだ。なお、中国人民銀行(中央銀行)は1日、金融機関の外貨の預金準備率を引き下げると発表した。9月15日付で6%から4%まで引き下げる。外貨の流動性を高めることで、人民元相場の下落を抑制する狙いがあるとみられている。週明けの中国本土の株式市場の反応が注目されそうだ。

《CS》

提供:フィスコ

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