Uアローズは続落、8月既存店売上高は9カ月連続前年上回るも伸び率鈍化
ユナイテッドアローズ<7606>が続落している。4日の取引終了後に発表した8月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高は前年同月比3.7%増と9カ月連続で前年実績を上回ったものの、7月の同13.0%増に比べると伸び率が鈍化していることが嫌気されているようだ。
台風の影響により東海・関西・九州地区のアウトレット店を含む47店舗で1日間の臨時休業を行った影響があるものの、夏物の定価販売商品に加えて秋物の動き出しも見られ、既存店売上高は前年を上回った。また、セール販売の抑制によりセール構成比の高いネット通販が苦戦したものの、小売既存店は堅調に推移した。なお、全社売上高は同4.1%増だった。