ヒーハイストが一時S高で年初来高値を更新、半導体関連の成長期待株として関心向かう
ヒーハイスト<6433>が一時ストップ高の水準となる前営業日比80円高の320円に買われ、年初来高値を更新した。精密加工部品を手掛ける同社はTHK<6481>を主要取引先とし、過去には自動車レースの最高峰とされるF1において、ホンダ<7267>のレース車向けの部品試作を行っていた。日刊工業新聞は5日、モノづくり企業の連載企画のなかでヒーハイストを紹介。同社の部品が半導体製造装置などにも使われていると記した。これを受け、成長が期待できる中小型の半導体関連株を求める投資家の関心が集まり、引き続ききょうも買われる要因となったようだ。株価は2026年にホンダがF1に復帰することが発表された5月の高値を上抜けて推移している。