東京株式(前引け)=続伸、円安追い風に上値指向続く

市況
2023年9月6日 11時46分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比225円72銭高の3万3262円48銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億1556万株、売買代金概算は1兆8057億円。値上がり銘柄数は1007、対して値下がり銘柄数は738、変わらずは89銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は引き続きリスク選好の地合いとなっている。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でも長期金利の上昇を背景に上値の重い展開でNYダウが反落した。東京市場では前日まで日経平均が7日続伸していたこともあり、欧米株安を受け利益確定売り圧力も意識されるところだったが、外国為替市場で円安が進行していることを受け、輸出株を中心に強さを発揮する格好となった。ただ、内需株の一角が売られたことなどもあり、値上がり銘柄数は1000あまりで全体の55%にとどまっている。

個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが堅調、トヨタ自動車<7203>が買われ、アドバンテスト<6857>も高い。三菱重工業<7011>の上げ足も目立つ。ソニーグループ<6758>も値を上げた。星光PMC<4963>が続急騰。リョービ<5851>が値を飛ばし、沖電気工業<6703>、三櫻工業<6584>も物色人気。半面、川崎汽船<9107>が利益確定売りに押されたほか、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。ネクステージ<3186>はストップ安ウリ気配となっている。エムアップホールディングス<3661>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS

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