ギットラボが決算受け上昇 顧客の購買パターンは安定もマルチプルが高いとの指摘も=米国株個別

材料
2023年9月6日 22時54分

企業向けソフトウェア開発のギットラボ<GTLB>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益が予想外の黒字となったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株損益および売上高の見通しを上方修正した。

今回の決算についてサイブランディCEOは「好調な四半期は差別化された革新的なDevSecOpsプラットフォームの構築に注力し、強力な市場開拓を実行した結果だ」と述べた。

アナリストは「顧客の購買パターンが安定してきており、好決算に繋がった」と評価する一方、「同社のマルチプルはソフトウェア分野の中では高く、株価上昇は短期的に限定的かもしれない」とも述べている。

(5-7月・第2四半期)

・1株損益(調整後):+0.01ドル(予想:-0.03ドル)

・売上高:1.40億ドル(予想:1.30億ドル)

(8-10月・第3四半期見通し)

・1株損益(調整後):-0.01~-0.02ドル(予想:-0.04ドル)

・売上高:1.40~1.41億ドル(予想:1.38億ドル)

(通期見通し)

・1株損益(調整後):-0.05~-0.08ドル(従来:-0.14~-0.18ドル)(予想:-0.14ドル)

・売上高:5.55~5.57億ドル(従来:5.41~5.43億ドル)(予想:5.43億ドル)

(NY時間09:44)

ギットラボ<GTLB> 52.12(+2.38 +4.78%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.