NY外為：ドル買い一服、ベージュブックが活動の減速や雇用ピーク達成の可能性示唆
NY外為市場ではドル買いが一段落した。連邦準備制度理事会（FRB）が公表した8月28日までの情報を材料にカンザスシティ連銀が作成した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では経済活動の伸びが緩慢で、雇用もピーク達成後、鈍化の兆しが報告された。また、物価も、ほとんどの地区で伸び鈍化が報告された。
結果を受けて追加利上げ観測が和らいだ。2年債利回りは5.03％で伸び悩み。ドル・円は147円50銭まで下落も再び147円73銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0730ドルまで反発。ポンド・ドルは1.2510ドルまで反発した。
《KY》
