イェクストが決算受け大幅安 第3四半期の見通しが予想を若干下回る=米国株個別
インフラソフトウエアのイェクスト<YEXT>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。
同社は声明で「AIを活用した製品や顧客体験の向上に対する市場の関心と、われわれのデジタル体験プラットフォームの価値を考慮すれば、われわれはこの好機から利益を得るのにふさわしい位置にあると確信している」と述べた。
ただ、株価は冴えない反応。市場は第3四半期の見通しが予想を若干下回ったことを嫌気している模様。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.06ドル(予想:0.06ドル)
・売上高:1.03億ドル(予想:1.02億ドル)
・粗利益率(調整後):78.2%(予想:76.6%)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.06~0.07ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:1.01~1.02億ドル(予想:1.02億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.29~0.30ドル(従来:0.28~0.29ドル)(予想:0.28ドル)
・売上高:4.05~4.07億ドル(従来:4.04~4.07億ドル)(予想:4.07億ドル)
【企業概要】
世界の企業・政府機関・サービスプロバイダー等の顧客が、Webサイト・検索エンジン・音声アシスタントで、消費者の質問に正確・ダイレクトに回答し、コンテンツや消費者のレビューを管理するための製品や機能を提供する。顧客は、データフィールドをプラットフォーム上で一元管理・制御することが可能。
(NY時間10:00)
イェクスト<YEXT> 7.21(-1.88 -20.65%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美