9月7日のNY為替概況

市況
2023年9月8日 4時10分

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円60銭へ上昇したのち、147円05銭まで反落し、引けた。

米週次新規失業保険申請件数が前回から増加予想に反し減少し労働市場の強さが再確認されたほか、米4-6月期非農業部門労働生産性や単位労働コスト改定値が予想を上回ったため年内の追加利上げ観測が強まり長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、金利が低下に転じドル買いが後退したほか、クロス円絡みの円買いに反落した。

ユーロ・ドルは、1.0720ドルから1.0686ドルまで下落し、引けた。

ユーロ圏の4-6月期国内総生産(GDP)が予想外に下方修正されたほか、ドイツが下半期にも景気後退入りするとの懸念にユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は157円84銭から157円36銭まで下落。日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い、円売りが後退した。

ポンド・ドルは、1.2446ドルまで下落後、1.2490ドルまで反発した。英住宅価格の低迷深刻化で景気見通しが悪化、英中銀の追加利上げ観測緩和でポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは0.8941フランまで上昇後、0.8921フランまで反落。

[経済指標]

・米・4-6月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+3.5%(予想:+3.4%、速報値:+3.7%)

・米・4-6月期単位労働コスト改定値:前期比年率+2.2%(予想:+1.9%、速報値:+1.6%)

・米・先週分新規失業保険申請件数:21.6万件(予想:23.4万件、前回:22.8万件)

・米・失業保険継続受給者数:167.9万人(予想:171.9万人、前回:171.9万人←172.5万人)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.