本日注目すべき【好決算】銘柄 ラクスル、Bガレージ、品川リフラ (7日大引け後 発表分)
9月7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ラクスル <4384> [東証P] ★前期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆23年7月期の連結経常損益を従来予想の9億円の黒字(予想レンジ中値)→11.6億円の黒字に29.8%上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ラクスル事業でダンボールワンやノベルティ、アパレルなどの領域を拡張したうえ、エンタープライズ向けの顧客獲得も伸びたことが寄与。投資効率を重視したコストコントロールを継続的に実施したことも上振れにつながった。
Bガレージ <3180> [東証P] ★5-7月期(1Q)経常は53%増益で着地
◆24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比53.1%増の3.9億円に拡大して着地。複数の有名化粧品ブランドが加わったことやユーザー基盤の拡大を背景に、物販事業のEC売上高が大きく伸びたことが寄与。店舗設計事業で受託案件が増加したことに加え、販管費の圧縮も大幅増益に貢献した。
ジオスター <5282> [東証S] ★上期経常を50%上方修正、通期も増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5億円→7.5億円に50.0%上方修正。セグメント製品の販売が増加したことに加え、プロジェクト損益が改善したことが上振れの要因。
併せて、通期の同利益も従来予想の7億円→9.5億円に35.7%上方修正。減益率が54.6%減→38.4%減に縮小する見通しとなった。
品川リフラ <5351> [東証P] ★今期最終を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、大幅増配へ
◆24年3月期の連結最終利益を従来予想の140億円→150億円に7.1%上方修正。増益率が68.5%増→80.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。海外事業の伸長などに加え、政策保有株式の一部を売却することが上振れの要因。
業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は340円(株式分割を考慮した修正1株配当、前期は200円)に大幅増配する方針とした。
株探ニュース