NY株式:NYダウは75ドル高、ハイテクが反発(8日)

市況
2023年9月9日 5時59分

米国株式市場は上昇。ダウ平均は75.86ドル高の34,576.59ドル、ナスダックは12.70ポイント高の13,761.53で取引を終了した。

中国との対立を警戒した売りが一段落し寄り付き後、上昇。中国政府によるアイフォーン使用制限が警戒され売られていた携帯端末のアップル(AAPL)株が反発したことも相場支援材料となった。金利動向も安定したため主要株式指数は終日底堅く推移し、プラス圏を維持し終了。セクター別ではエネルギーが上昇した一方で、電気通信サービスが下落した。

携帯端末アップル(AAPL)は、押し目から来週開催されるイベントでの新製品発表を期待した買いが強まり、小幅高。スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)は第2四半期決算が強弱まちまちの結果となったが、同業アルバートソンズ・カンパニーズ(ACI)買収計画を巡り、両社が規制当局の承認を得るために一部店舗をC&Sホールセール・グローサーズに売却する方向で交渉していると報じられ、買われた。アルバートソンズ・カンパニーズ(ACI)も上昇。

バイオのギリアド・サイエンシズ(GILD)はHIV/エイズ治療薬の売り上げが想定以上に強いことがカタリストになると、アナリストが投資判断、目標株価を引き上げ上昇した。ソフトウエアソリューションのスノーフレーク(SNOW)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。一方、高級家具販売のRH(RH)は最高経営責任者(CEO)がマクロ経済が逆風となり高級住宅市場を圧迫すると悲観的な見通しを示し大幅下落。

イエレン財務長官は、中国経済の成長率が時間とともに鈍化すると予想しているが、米国に直接的な影響は予想しないとの見解を示した。

(Horiko Capital Management LLC)

《FA》

提供:フィスコ

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