エイチームが急落し3年5カ月ぶり安値圏、今期経常16%減益計画が売りを促す

材料
2023年9月11日 10時33分

エイチーム<3662>が急落し、2020年4月以来、3年5カ月ぶりの安値圏に沈んだ。前週末8日の取引終了後、23年7月期の連結決算発表にあわせ、24年7月期の業績予想を開示した。今期の経常利益は前期比15.7%減の6億円の見通しとなり、投資家の失望売りを促す要因となったようだ。

今期の売上高は同4.2%増の287億円、最終利益は同2.5倍の3億6000万円を見込む。来期以降の業績拡大に向け、統合ブランド「イーデス」を中心に既存事業への継続投資を進めるとともに、M&Aや出資などによる収益機会の拡大に注力するという。

23年7月期の売上高は前の期比13.3%減の275億5200万円、経常損益は7億1100万円の黒字(前の期は2億1900万円の赤字)となった。売上高は計画をやや下回ったものの、人材メディア事業や金融メディア事業が堅調だったほか、投資事業組合運用益なども計上。固定資産に関する特別損失を計上しながらも、トントンと見込んでいた最終損益は1億4300万円の黒字(同13億3700万円の赤字)と計画を上振れて着地した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.