泉州電が続急落、株式売り出し実施で需給悪化を警戒
泉州電業<9824>が続急落した。11日の取引終了後、100万株の売り出しと、上限15万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表。株式の需給悪化を警戒した売りが膨らんだ。
政策保有株式の見直しの動きが広がるなか、筆頭株主であるSWCC<5805>から売却の意向を確認した。売出価格は9月20日から22日までのいずれかの日に決定する。SWCCの議決権保有割合は11.28%から5.64%に低下する。
あわせて泉州電は、取得総数27万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.52%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。取得期間は10月10日から2024年4月30日までとする。