三井ハイテクが今期業績予想を下方修正、半導体の在庫調整響き電子部品事業が下振れ
三井ハイテック<6966>は12日の取引終了後、24年1月期第2四半期累計(2~7月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しはこれまでの166億円から117億円(前期比33.5%減)に引き下げた。半導体の在庫調整の長期化の影響で、電子部品事業が想定を下回る見通しとなった。
今期の売上高の見通しは2050億円から1920億円(同10.0%増)に下方修正した。電動車向け駆動・発電用モーターコアの需要は引き続き堅調に推移する見込みとしている。
2~7月期の売上高は前年同期比9.5%増の936億1400万円、最終利益は同30.2%減の77億700万円だった。