米政府、ＥＶ充電スタンド整備に１億ドル
米電気自動車（ＥＶ）の充電スタンドは、不具合や使用不可といった問題が悪化の一途を辿っている。市中のテスラ<TSLA>以外の規格のＥＶ充電スタンドは、使おうとしても約５回に１回は充電できない状態。
そのような中で米政府は、充電スタンドの信頼性や利便性向上に向け、１億ドル規模の取り組みを開始する方針を示した。ブティジェッジ米運輸長官は「ガソリン車へのアクセスと同じくらい、充電へのアクセスを信頼できるものにする」と語った。
インフラ法の予算から資金を拠出。政府のデータベースで、現在使用不可とされている充電器６０００基余りを対象とする。米政府のデータによると、市中の充電器は約１５万基ある。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美