ロブロックスが下落　８月の成長率が７月から鈍化との報告も＝米国株個別

主に１０代向けオンラインゲーム開発のロブロックス<RBLX>が下落。一時２６．６４ドルまで下落し、８月安値を再び試しそうな気配も出ていた。市場調査を手掛けるＹｉｐｉｔデータによると、８月の同社の成長率が７月から鈍化したと報告していることが売りを誘っているとの指摘も聞かれる。

８月に同社株は急落しているが、空売り筋の情報や分析などを提供しているザ・ベア・ケイブ（クマの洞穴）社の同社に関するレポートが懸念を広めていた。同レポートでは、ロブロックスがプラットフォーム上の小児性愛の疑惑を隠ぺいするために、訴訟や脅迫を行ってきたなどと主張していた。

【企業概要】

3D仮想空間であるメタバース上で、開発者やクリエイターコミュニティからの生成コンテンツによって運営されている。ユーザーはモバイルやデスクトップなどからアクセスでき、アバターをパーソナライズし、自分を表現、さまざまな世界を探索、他のユーザーとの交流体験などができる。

（NY時間14:37）

ロブロックス<RBLX>　27.87（-1.34　-4.59%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美