スマレジがカイ気配で水準切り上げる、5~7月期営業利益2.2倍で通期上方修正期待膨らむ
スマレジ<4431>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値のまま株価水準を切り上げている。スマートフォンを活用したクラウド型POSレジアプリの開発・販売を手掛けるが、契約店舗数の拡大が顕著で収益を押し上げている。13日取引終了後に発表した24年4月期第1四半期(23年5~7月)決算は営業利益が前年同期比2.2倍となる4億1000万円と絶好調で、通期見通しの9億1400万円に対する進捗率も約45%に達した。通期業績上方修正期待も膨らむなか、投資資金が集中する格好となった。