セルソースがウリ気配、5~7月期最終減益をネガティブ視
セルソース<4880>がウリ気配。13日の取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の単体決算を発表した。最終利益は前年同期比14.6%増の6億7500万円だったが、通期計画に対する進捗率は約66%にとどまった。直近3カ月間の5~7月期では減益となっていることもあって、業況をネガティブ視した売りを促した。
第3四半期累計の売上高は同18.6%増の34億600万円だった。成長投資による販売管理費の増加が利益を圧迫する要因となった。同社はあわせて、エクソソームを含む細胞外分泌物を用いた整形外科疾患の治療や予防に関する医薬品の創出に向け、科研製薬<4521>とフィージビリティー・スタディー契約を締結したと発表。また、卵子凍結保管受託サービスの開始決定も開示している。