株価指数先物【昼】 9月のSQ値突破でセンチメント改善

市況
2023年9月14日 12時11分

日経225先物は11時30分時点、前日比410円高の3万2860円(+1.26%)前後で推移。寄り付きは3万2660円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2635円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。寄り付き後一気に3万2780円まで買われ、買い一巡後は3万2640円と寄り付き水準を下回る場面も見られた。ただし、ボリンジャーバンドの+1σでの底堅さが見られるなか、中盤にかけてリバウンド基調が強まり、一時3万2880円まで上げ幅を広げた。

日経225先物は+1σ水準を上回って始まり、その後も底堅さが意識されるなか、ショートカバーを誘い込む動きとなった。オプション権利行使価格の3万2625円から、終盤にかけては3万2875円の権利行使価格まで切り上がってきた。いったんは達成感が意識されやすいものの、3万2875円辺りでの底堅い値動きが続くようだと、一段とショートカバーの動きに向かわせよう。日経平均株価は9月限のSQ値を上回ってきたため、センチメント改善につながることから、一服感が出てきたとしてもショートは避け、押し目狙いのロング対応としたい。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.81倍に上昇した。米国市場の流れを受けて、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]などが日経平均株価をけん引する一方で、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]の弱い値動きが重荷となった。英アームの売り出し価格決定で、いったん材料出尽くしといった動きとなっており、NTショートを巻き戻す動きは限られている。

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