米国株見通し:下げ渋りか、金利安継続なら買戻しも

市況
2023年9月14日 13時37分

(13時20分現在)

S&P500先物      4,531.75(+14.25)

ナスダック100先物  15,621.00(+68.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

13日の主要3指数はまちまち。ナスダックは反発、S&Pは続落、ダウも2日連続で下げ70ドル安の34575ドルで引けた。この日発表された消費者物価指数(CPI)はコア指数が鈍化予想と一致。その一方で総合は前回を上回る予想よりも強く、インフレ高止まりの見方から売りが先行した。ただ、原油高の一服で、引き締め継続への観測はいったん和らいだ。CPIの発表後は長期金利が失速し、ハイテク関連への買いが相場を支えた。

本日は下げ渋りか。今晩の生産者物価指数(PPI)もCPI同様、コア指数の鈍化、総合の加速が予想され、インフレ高止まりが意識される。同時に発表される小売売上高は前回を下回る見通しで、連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、政策金利据え置きの市場観測に変わりはない。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めに関し年内にあと1回とのメーンシナリオを支える新たな材料が見当たらず、金利安が続けば買戻しが入るとみる。

《TY》

提供:フィスコ

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