<マ-ケット日報> 2023年9月14日

市況
2023年9月14日 16時27分

14日の市場は日経平均が大幅反発。終値は前日比461円高の3万3168円で6日ぶりに3万3000円の大台を回復した。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れから日経平均は200円を超える上げでスタート。その後もアジア株高や衆院解散を巡る思惑などで上げ幅を広げて行った。内閣改造に踏み切った首相が10月に経済対策を行うと発表したことも追い風に。日本株を見直し買いする外国人の動きは変わっておらず、日経平均は大台を固める動きとなるだろう。

昨日の米国市場はインフレ沈静化にまだ時間がかかるとの見方からダウ平均は小幅続落した。この日の朝に発表された8月の消費者物価指数は強弱入り混じる内容となったが、物価が依然として高止まり傾向にあることは確かで相場の重荷となってしまった。長期金利がやや低下するなどしてダウ平均はプラス圏で推移する場面もあったが、指数採用のスリーエムが大きく下げたことが響き(1社で40ドルのマイナス)最終的には値下がりに。一方、ナスダック指数は反発している。

さて、東京市場は米株安にもかかわらず上げに弾みが出てくるなど好需給が続いている。むしろ目先の売り物をこなしたことで値が軽くなっている印象だ。トピックスや東証プライム指数が年初来高値を更新する状況は基本的に株式をバイ&ホールドしておく方が有利との証し。ホールドが増えているのでより需給が締まる好循環も生まれている。秋相場で日経平均の年初来高値更新も見えてこよう。(ストック・データバンク 編集部)

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