ビザが下落 自社株を米大手銀に売却させる第1歩を踏み出す=米国株個別
ダウ採用銘柄のビザ<V>が下落。同社が世界最大の決済ネットワークの960億ドル相当の自社株を米大手銀に売却させる第1歩を踏み出した。同社は2008年のIPO前に実施された株式構造を修正するため、株主との協議を開始する。
この提案が承認されれば、JPモルガン<JPM>、バンカメ<BAC>などの米大手銀を含むクラスB株の保有者は当初保有株の半分を売却できる。
アナリストからは「今回の提案は短期的に株価の上値が重くなると予想しているが、提案によってプレッシャーが軽減されると考えている」といったコメントも出ている。
(NY時間09:36)
ビザ<V> 239.48(-8.35 -3.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美