セムテックが上昇 冴えない見通しも、アナリストからはポジティブな見解も=米国株個別

材料
2023年9月14日 23時15分

半導体のセムテック<SMTC>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を大きく上回った。ただ、第3四半期のガイダンスでは1株損益は予想外の赤字を見込み、売上高も予想を下回るネガティブな見通しを示している。

時間外で同社株は大幅安の反応を示していたが、売りが一巡すると買い戻しが膨らみ、プラスに転じた。アナリストからポジティブな見解が出ている。

「今回の決算で、再建のための準備が整った。同社のシエラ・ワイヤレス社買収に関連する見積もりは、最終的にリスクが取り除かれた」と述べている。

(5-7月・第2四半期)

・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.02ドル)

・売上高:2.38億ドル(予想:2.37億ドル)

・粗利益率(調整後):49.6%(予想:48.6%)

(8-10月・第3四半期見通し)

・1株損益(調整後):-0.09~-0.22ドル(予想:+0.12ドル)

・売上高:1.90~2.10億ドル(予想:2.48億ドル)

・粗利益率(調整後):47~49%(予想:49.6%)

【企業概要】

高性能アナログ・ミックスドシグナル半導体、IoTシステム、クラウド接続サービスを提供する。インフラ・産業用光データ通信と映像伝送製品、産業・医療・消費者市場向け特殊な無線周波数製品とセンシング製品、スマートフォンやその他幅広い用途向け高性能保護デバイス等の設計・開発・製造・販売を行う。

(NY時間10:03)

セムテック<SMTC> 23.68(+0.81 +3.54%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.