Hameeは急落、第1四半期最終損益が赤字に転落
Hamee<3134>は急落している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(5~7月)連結決算が、売上高33億1600万円(前年同期比6.8%増)、営業利益1億7400万円(同29.9%減)、最終損益1億3200万円の赤字(前年同期2億600万円の黒字)となり、最終赤字に転落したことが嫌気されている。
新商品の投入を継続的に行った結果、卸販売の売り上げが回復に向かいモバイルライフ事業が復調したほか、23年4月にテレビ番組で紹介されたことをきっかけにしたコスメティック事業の躍進が続いたことで売上高は増収となった。ただ、主にグローバル事業で商品ミックスの変化により粗利率が低下したほか、一部海外子会社からの配当受け入れにより税金費用が発生したため、最終損益は赤字に転落した。
なお、24年4月期通期業績予想は、売上高168億1300万円(前期比19.8%増)、営業利益20億8600万円(同64.1%増)、最終利益15億3700万円(同62.7%増)の従来見通しを据え置いている。