カラダノート---3Qも2ケタ増収、ヘアケア・衛生用品関連商材の好調に加えて大手企業との複数の開発案件が収益拡大に貢献
カラダノート<4014>は14日、2023年7月期決算を発表した。売上高が前期比57.4%増の20.56億円、営業損失が1.37億円(前期は2.05億円の損失)、経常損失が1.31億円(同2.02億円の損失)、当期純損失が2.72億円(同2.71億円の損失)となった。
同社は、中長期的な事業成長、ビジョン実現のため家族に対して「安心」と「便利」を提供するべく、家計に占める支出割合の高い領域である住宅関連、食品、保険等の領域からサービス強化に着手している。特に、家族サポート事業(保険代理事業「かぞくの保険」、宅配水事業「カラダノートウォーター」)の契約者数拡大、並びに住宅関連事業「かぞくのおうち」のサービス強化による収益拡大に注力している。
当年度においては、家族サポート(ストック型ビジネス)のインサイドセールスの体制強化を図り、新規契約者の獲得数の最大化を進め、期末における契約者数は8,700人を超えるまでに拡大した。ライフイベントマーケティング(フロー型ビジネス)においては、前年から引き続きヘアケア・衛生用品関連商材への送客の好調に推移したことに加えて、社会に対する取組として、少子化解消に向けて、子育てを讃え支援する社会環境を作るべく、同社のノウハウ、強みを活かして大手企業との新規サービス等の複数の開発案件の完了に至り収益拡大に貢献した。また、コスト面では、家族サポート(ストック型ビジネス)の拡大に向け、インサイドセールスの体制強化、広告宣伝費の先行投資を行ってきた。
2024年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比11.8%増の23.00億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.50億円、当期純利益が0.34億円を見込んでいる。
《SI》