10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 23社【プライム】編 <割安株特集>

特集
2023年9月15日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証プライム上場企業では401銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比50%以上増益、(3)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは15日現在)

なお、17日(日)19時30分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌ 経常利益┐    

コード 銘柄       金額  増益率  今期   PBR

<2982> ADWG    25500   96.2  1870  0.73

<8077> トルク     27200   55.1  1100  0.56

<8338> 筑波銀     29100   121  3900  0.26

<6472> NTN     29400   90.9  23000  0.65

<5269> 日コン     34600   1549  1600  0.54

<4228> 積化成     48100   141  1700  0.39

<4620> 藤倉化     49300   181  1500  0.41

<7987> ナカバヤシ   53000   219  3000  0.56

<8940> インテリクス  53000   52.3   364  0.38

<7702> JMS     55100   87.7  1100  0.34

<3864> 三菱紙     56800   110  6500  0.34

<6440> JUKI    63300   158  3000  0.50

<6644> 大崎電     70500   80.4  3400  0.72

<3978> マクロミル   77400   58.3  5900  0.79

<7280> ミツバ     80000   148  15000  0.46

<2060> フィードワン  82700   105  3500  0.68

<7212> エフテック   83400   82.2  3500  0.30

<4246> DNC     84400   169  7700  0.79

<5852> アーレスティ  85200   1602  1600  0.38

<7222> 日産車体    90600   73.9  8900  0.71

<6470> 大豊工業    90800   81.7  2200  0.39

<5932> 三協立山    93800   60.9  5500  0.33

<7337> ひろぎんHD  97610   110  39500  0.59

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。

※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。

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