10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 23社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では401銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比50%以上増益、(3)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは15日現在)
なお、17日(日)19時30分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<2982> ADWG 25500 96.2 1870 0.73
<8077> トルク 27200 55.1 1100 0.56
<8338> 筑波銀 29100 121 3900 0.26
<6472> NTN 29400 90.9 23000 0.65
<5269> 日コン 34600 1549 1600 0.54
<4228> 積化成 48100 141 1700 0.39
<4620> 藤倉化 49300 181 1500 0.41
<7987> ナカバヤシ 53000 219 3000 0.56
<8940> インテリクス 53000 52.3 364 0.38
<7702> JMS 55100 87.7 1100 0.34
<3864> 三菱紙 56800 110 6500 0.34
<6440> JUKI 63300 158 3000 0.50
<6644> 大崎電 70500 80.4 3400 0.72
<3978> マクロミル 77400 58.3 5900 0.79
<7280> ミツバ 80000 148 15000 0.46
<2060> フィードワン 82700 105 3500 0.68
<7212> エフテック 83400 82.2 3500 0.30
<4246> DNC 84400 169 7700 0.79
<5852> アーレスティ 85200 1602 1600 0.38
<7222> 日産車体 90600 73.9 8900 0.71
<6470> 大豊工業 90800 81.7 2200 0.39
<5932> 三協立山 93800 60.9 5500 0.33
<7337> ひろぎんHD 97610 110 39500 0.59
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース