バイデン大統領の次男、米ＩＲＳを提訴 プライバシー侵害で
バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン氏がプライバシー侵害で内国歳入庁（ＩＲＳ）を提訴した。同氏の税金未納とビジネス取引を巡るＩＲＳの刑事捜査を米司法省が妨害したと、ＩＲＳ調査官が議会とメディアに懸念を表明した際にプライバシーの権利が侵害されたと主張している。
ハンター氏の弁護団は、ＩＲＳ調査官２名が捜査への懸念を公に表明する中で、米連邦法の下で秘密にされるべき情報が開示されたと指摘。大統領の息子であっても、ハンター氏には全国民と同じ権利があると訴えた。
なお、ハンター氏は２０１８年に銃器を不正に購入したとして、先週、米連邦裁判所に起訴されている。