アナリストがスターバックスの中国市場の動向に懸念示す＝米国株個別

アナリストがスターバックス<SBUX>の投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の１１７ドルから１０７ドルに引き下げた。中国市場の動向を懸念している。

マクロ経済と競争圧力を背景に中国での既存店売上高が懸念されると指摘。中国市場は低価格競争が拡大し、積極的な値下げが今後２年以上続く可能性が高いという。

マクロ環境が中国の個人消費に悪い兆候を示しており、２４－２５年度の中国市場におけるアナリスト自身の既存店売上高の見通しを下方修正している。

中国以外の海外事業は、同社のポートフォリオの中で明るいスポットと引き続き見ているが、中国の見通し引き下げにより、海外全体の既存店売上高の見通しも下方修正している。

（NY時間10:06）

スターバックス<SBUX>　94.87（-1.89　-1.95%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美