サンコーは急動意で半年ぶり年初来高値更新、PBR0.3倍で営業利益も増額含み
サンコー<6964>がマドを開けて大幅高、カイ気配スタートとなり寄り付きに40円高の550円をつけた。3月13日の高値549円を払拭し約半年ぶりに年初来高値を更新。同社はデジタル家電や自動車関連のプレス部品製造を手掛けている。自動車生産回復を背景に売上高の7割強を占める自動車関連製品が好調で収益に貢献、24年3月期第1四半期は営業損益が1億6600万円(前年同期は400万円の黒字)と急回復、対上期進捗率も72%に達した。通期予想の営業利益5億円(前期比1%増)も進捗率を考慮して上振れする可能性がある。PBR0.3倍台で、ここ人気化が相次いでいる超低PBR株の一角でもあり、水準訂正を見込んだ買いが入り始めた。