株価指数先物【昼】 3万3000円を挟んだ保ち合いを継続
日経225先物は11時30分時点、前日比130円安の3万2910円(-0.39%)前後で推移。寄り付きは3万3070円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3055円)にサヤ寄せする格好から、小幅に反発して始まった。ただし、寄り付きを高値に軟化すると、中盤にかけて3万2930円まで売られた。売り一巡後は3万2950円~3万3000円辺りでの保ち合いを継続するなか、一時3万3060円とプラスに転じる場面も見られたが、プラス圏をキープできずに終盤にかけてはショート優勢となり、3万2900円まで下げ幅を広げた。
日経225先物は小幅に反発して始まったものの、戻りの鈍さが意識されるなか、ショートの動きが優勢となった。売り一巡後の底固めから再び3万3000円を上回ったものの、寄り付き水準を越えられなかったことから、ロングを外す流れに向かわせたとみられる。終盤にかけて3万2900円まで下げてきたが、ボリンジャーバンドの+1σに接近しており、ここからは押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.74倍に上昇した。前日に大きくNTショートに傾いた反動のほか、主要中央銀行の金融政策決定会合を控えるなか、持ち高調整に伴うリバランスの動きが入っているようだ。
株探ニュース