外為サマリー:一時147円70銭近辺まで下げ渋るも戻り限定的
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円61銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭強のドル安・円高となっている。
21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円59銭前後と前日に比べて75銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日の東京市場で148円台半ばと約10カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた反動から一時147円32銭まで下押した。
日銀金融政策決定会合の結果発表を控えるなか、この日の東京市場のドル円相場は模様眺めムードが強い状況となっている。午前9時20分ごろには147円70銭近辺まで下げ渋る場面もあったが、追随する動きは広がらなかった。なお、総務省が朝方発表した8月の全国消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く上昇率が前年同月比3.1%となり、市場予想の3.0%を上回った。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0657ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円32銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。