株価指数先物【昼】 3万2000円割れで心理的な達成感に
日経225先物は11時30分時点、前日比300円安の3万2110円(-0.92%)前後で推移。寄り付きは3万2010円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2030円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。その後も下落幅を広げ、現物の取引開始直後には一時3万1940円まで下押しした。ただし、節目の3万2000円を下回ったことから心理的な達成感につながり、日銀の金融政策決定会合の結果を控えるなか、終盤にかけてはショートカバーから3万2150円まで下げ渋る動きを見せた。
日経225先物は朝方に3万2000円を下回った後は、3万2000円を上回っての底堅さが見られている。日銀会合の結果を受けた市場反応が注目されるなか、アルゴリズム発動による荒い値動きには注意しておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.71倍と横ばいで推移している。朝方に一時13.65倍まで低下する場面が見られたが、日銀会合に向けてリバランスに向かわせたようだ。
株探ニュース