外為サマリー:一時148円48銭まで上昇、時間外の米金利上昇がドルの支援材料
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円33銭前後と前週末の午後5時時点に比べて7銭程度のドル高・円安となっている。
22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円37銭前後と前日に比べて80銭弱のドル高・円安で取引を終えた。日米の金融政策の方向性の違いを意識したドル買い・円売りが優勢で、一時148円41銭まで上伸した。
22日には米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事やボストン地区連銀のコリンズ総裁が講演で追加利上げの可能性を示唆したこともあり、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。時間外取引で米長期金利が上昇していることがドルの支援材料となり、午前9時10分ごろには148円48銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0654ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円04銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。